「希。放課後、時間あるか?」
「空いてるけど。昼休みじゃダメなの?」
「んー、ちゃんと話したいことだからさ。」
「分かった。別れ話とかじゃないよね…?」
「なわけねーよ!俺一生別れるつもりない!別れ話じゃないから心配すんなよ。」
「よかった…。なら、放課後ね!」
それから教室に嫌々戻って、集中できない授業を受けた。
お昼ご飯はあまり食欲がなかったけれど、無理やり食べさせられた。
ぼーっとしてたら、あっという間に放課後になった。
竜也は私をパンケーキ屋さんに連れて行ってくれた。
「ほんと、竜也は甘いものだいすきだね。」
「美味しいじゃん!それに、甘い物は疲れた体も癒してくれるぜ?」
「流星のことで疲れてると思って、連れてきてくれたの?」
「まあな。希、流星ちゃんのこと心配しすぎて元気なかったから心配だった。」
「ありがとう、竜也。絶対、犯人見つけてぶっ殺してやるんだから!」
「その話なんだけど。」
「ん?」
「俺多分犯人わかるよ。」
「え…?」