そんなこんなしながら、学校に到着。
希と麻由は、もう来てるみたいで、下駄箱に2人でいるのが見えた。
この学校は、3年間クラス替えがない。だから、希と麻由とか3年間ずっと一緒にいられる。
「希ー、麻由ー!おはよう! 」
「「おはよう!」」
私は、2人の元へ駆け寄った。すると、2人は手を振ってきてくれた。
「ねえ、春休みの課題終わった?」
希は、カバンの中を探りながら聞いてきた。
私は、昨日徹夜してやっと終わって、ちょー寝不足。長期休みは毎回そう。学習しないのが私。でも、多分希は終わってないだろーな(笑)
「「終わったよー。」」
私と麻由は声を揃えて言った。
「うわ、裏切り者ー!私終わってないし…」
ほら、案の定(笑)。希は怒りながら、私たちの肩を叩いてきた。
「やらない希が悪い、ね、麻由?」
「うん、そうだね!」
そんな説教から始まり、教室に到着。