「たまちゃーーん聞いてよ!!この前ね、ほらーーー。
映画化の話もらっちゃったのよーーー。」
「えー?しょーこちゃーん!ようやく念願叶うのね。もう私まで感動しちゃうわ。どの本なの??」
「昨年出した 思い出にしない ってやつ。初めての恋愛小説だからどうかなーって思ったんだけどーー。いけたわー。うちの旦那も生きてたら喜んでたわ。いやー。うれしー」
「だね。元くんが生きてたら、映像とかでいろいろ手伝ってもらえたかもしれないしねー。2人で映画つくるなんて、昔言ってたもんね。」
そう。父は生前、映像関係の仕事をしていた。その傍らカメラマンも。。。
そりゃ忙しくて私にかまっているヒマはなかったはずだ。
でもよかったんだ。母がこれはお父さんが作ったドラマなのよ。
とかこの写真集はねー。とか、父が作ってきたものを間接的ではあるが見て感じられたから。
今はもう増えることのない父の作品を
こうやって飾って、誰かがこうしてみてくれている。
それだけでもこの空間は私にとっても母にとってもかけがえのない場所だ。
映画化の話もらっちゃったのよーーー。」
「えー?しょーこちゃーん!ようやく念願叶うのね。もう私まで感動しちゃうわ。どの本なの??」
「昨年出した 思い出にしない ってやつ。初めての恋愛小説だからどうかなーって思ったんだけどーー。いけたわー。うちの旦那も生きてたら喜んでたわ。いやー。うれしー」
「だね。元くんが生きてたら、映像とかでいろいろ手伝ってもらえたかもしれないしねー。2人で映画つくるなんて、昔言ってたもんね。」
そう。父は生前、映像関係の仕事をしていた。その傍らカメラマンも。。。
そりゃ忙しくて私にかまっているヒマはなかったはずだ。
でもよかったんだ。母がこれはお父さんが作ったドラマなのよ。
とかこの写真集はねー。とか、父が作ってきたものを間接的ではあるが見て感じられたから。
今はもう増えることのない父の作品を
こうやって飾って、誰かがこうしてみてくれている。
それだけでもこの空間は私にとっても母にとってもかけがえのない場所だ。