。。。

地下鉄に乗り、山手線に乗り換え、新幹線に乗る。自由席なのにちゃんと座れて良かったー。

。。。でも、早瀬冬馬が窓側の席にさっと座ってしまった。。窓側が良かったのにな。。レディファーストって言葉、こいつは知らないのかね!!ったく!

ちらっと早瀬冬馬の顔を見ると、
窓から外を眺めていた。そんな早瀬冬馬は、優しい顔をして。。まっいっか。って思えてしまう。。

それにしても。。どうしたら笑顔になるのだろう。

「。。。そういえば、大切な人とはどーなの?うまくいってる??」


「。。。まぁ。」



「もしかして今遠距離恋愛中とか?
あっでもまだ、どんな気持ちなのかわかんないって言ってたもんねーー?
あっもしかしてこれから会うの??」


「お前。。。むかつく」


げっでた!
悪魔。

「。。。聞いたらいけませんでしたかね」


「別に。あながち間違えでもねぇけどな」


へぇ。。。
そか。。。
今から愛を深めに行くのだね。
きゃっ。

「あ。セイジィのことは私に任せておいて、ゆっくりしてきなよ!私早めに帰るからさ。ねっ?」

「殺す」

えええええーーーーー!
私の優しさに対してころすーーーー???

どっどーーーゆーことっすかー?
早瀬冬馬さまーーー


寒い。。。夏なのに寒い。。