私の耳元で話す早瀬冬馬が、
わけのわからないことを言っている。。

どうして。。

なんで。。。?

。。。。

どうしよう。。。知ってて全て受け入れてくれてたの???


「ごめん。。ごめんなさい。。恨んでるとかそーゆーんじゃないの。。ただ。。私はあなたが知りたかっただけ。。傷つけるつもりとか、そんなんじゃないの。。ごめん」


「。。。わかってる。お前がそーゆーやつじゃないのも。。
だけど、いっその事やな奴で恨まれた方が良かったんじゃねえかとか。。。思ったり。。
お前を逆に傷つけた。。

わりぃ。

まじで。。謝んなきゃいけねぇのは俺なんだ。

親父さん奪って本当にごめん。。」


涙が止まらない。。。

ずっと本当は苦しんできたのは早瀬冬馬なんだ。。きっと。。

こんなに優しい人だから。。

ずっと。。

だから。。笑えなかったんだね。。

ごめん。。

「。。もういいの。いいんだよ?苦しまないで。そうじゃなきゃ父が悲しむから。」