早瀬冬馬と別れ、
教室に入ると、
ちえがニヤニヤしている。。。

「ちえおはよ。。何そのニヤニヤは。。」


「で?どーなのよー龍と?うまくやってんのー??」

。。そだった。。ちえに相談したいと思ってたのに、結局そのままにしてた。。。


「それがね。。こまってる。。。ドキドキしたと思ったんだけど。。次の日会ったらドキドキしなくて。。勘違いなのかな??それに。。
。。。
このまま龍といたら、好きになれるのかな?
でもなれなかったらどうしよう。。。」

。。ちえの目がまん丸くなって、
私の肩を持って揺らす。。

「早瀬冬馬といる時も、ドキドキしちゃうとかですかね?まさかの、まさかのーーー三角関係???
いやーメロドラ??きゃっ!!いい!」

え。。また面白がって。。

「ちょっと。。違うし。なんで早瀬冬馬が出てくんのよ!」

「だって朝も一緒だったんでしょ?」

。。。それは。。いろいろあったから。。
仕方ないというか。。

「ほら図星!きっと帰りも迎えに来るよー?あっ。。龍も来たりして!ひゃっ、まどかはどっちと帰る?」

。。。
それは決まってる。早瀬冬馬と付き合ってるわけじゃないし。。龍とは。。なんというか。。付き合ってはないけど、微妙な関係だし。。

「もしそうなったら龍と帰る」

「なるほどですね。女心は複雑ってやつだ!
でも私は龍をオススメする!!ずっと好きだったんだよ?まどかのこと。
けどなー、新生の星、早瀬冬馬!
うーんこっちも捨てがたいーー。まっどっちにしてもまどかが決めることだから、焦らずゆっくり考えてったら?」

ううう。。

「も!!ちえ!結局いいこと言うなら先に言ってよーーーばかばかばかーーー」