「だから、一旦距離を置いて、僕の事を見てくれるかを見てたんだ」


でも、


「パートナーに慣れなかったのは、悲しかったです」


抱き締められたルイの肩に、顔をうずめる。


「ごめんね。でも、それでリミアの素直な気持ちが聞けたから」



「・・・っ」


身体を少しはなして、ルイは私を見つめる。



「もう一度、気持ちが聞きたい」


「私は、もうずっと前からルイ様の事が好きです・・・」



ルイは、私の言葉に引き寄せられるかのように、静かに唇を重ねた。