しばらくして戻ってきたキョウヤの手には、よくコンビニなんかで売られてるカットフルーツ。
「ありがとう」
パイナップルの入ったプラスティックケースを受け取ると、そのまま私の隣へ座る。
そういえばどうして昨日キョウヤはあんな所にいる私を見つけたんだろう。
そもそも仕事中だったはずだ、そんな時間にあのあたりにいるとは思えない。
ていうか…それよりも私…
重たい頭が思わずハッとする。
「私、バイト!」
珍しく大きな声を出した私を隣のキョウヤが少し驚いたように見てくる。
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