「急にっ…」

「お前も」

そうでした。

「……はぁっ…ダメだ」

「え?」

「ふざけてんの?」

いや、あの…ふざけてるつもりは…

また何かしちゃったかな…

「そんな可愛い顔したら、もっかいしたくなるじゃんか」

「っ…」

サラッと出てくる、可愛いって言葉にまだ慣れない私。

「な、なんか…ごめ…わっ」

言葉の途中で、腕を引かれる。

息のかかるか時点のところで、見つめ合う。

このままずっと、目を合わせてたら死にそうだったから、目を逸らすと。

「逸らすな」

怒られる。

と言っても、戻せなくて。

戸惑っていると、山崎君の顔が近づいて来ている。

「ち、近いよ…」

「目を合わせないのが悪い」

うっ…

この山崎君の余裕感をなんとかしたい!!

あ、そうだっ!!

そっぽ向いてる顔を、山崎君の方に向け

そっとキスをする

残ったのは、ちゅっとゆう音と、目の前で驚いてる山崎君の顔。

やべぇな、私。