ケーキ屋での、初キス。

私は、予想意外の展開で告白された。

今まで、恋してきた中で1番。

女の子の中の女の子。


こんなに、好きになったのは…

人生初めてだ。

山崎君…

私も…好きだよ。

きっとまた、私から伝えられる日が…

くるのかな?

もし、来るのだとしたら…

かならず、伝えるから。

「こんな俺でごめんね」

「っ…う、ううん」

あの、唇に残った感触を

私は今思い出してしまった。

変態かっ、私は。

「帰ろ」

「そうだね」

ぎこちなくて、短い会話でも

山崎君と話せてる今が、すごく幸せで。

本当の恋だと思った。