「もうそろそろ、にぃちゃん達帰って…」

にぃちゃん達帰ってくるかなと思って後ろを向いたら…

山崎君と顔合わせ。

間近だ。

「っ…」

一瞬にして、二人とも顔が赤くなるのが分かった。

ドキンッ―

これは…

どんな感情?


山崎君…私のことどう思ってるのかな…?

そう思ったら、聞きたくなって。

「や、山崎…くん」

「……七瀬…」

「「俺…私…の事どう思ってる?」」

あれ…

ハモっちゃった?

「プッ」

「あははっ!」

笑える場面でもないのに…なんで笑うことできるんだろう?

でも…

キミの照れ顔

可愛かったよ、

今度また…見せてくれるかな…?