「山崎くんと私って…前にも会って…」


と話続けようとすると



ガッシャーン!


ロッカーに置いてあった、花瓶が割れた。


「えぇっ!何やっての?」


さっき調子に乗ってた、誠司君が割ったみたい。


話すきっかけ、なくなったじゃん。


「ごめん!遠藤!強く押しすぎた!マジでスマねぇ!」


「だ、大丈夫だよ!
僕、片付けてくるね!」


誠司くんは、優しい子なんです。


人を責めません。


だけど、調子に乗ると…うざ…いや、何かしら事件を起こします。