「覗きじゃないってば!か・ん・さ・つ!」

「そう、もう…いいわ…」

えっへん!と胸を張った私にげんなりとした様子でみっちゃんは言った


私はかばんを持って立ち上がる


「待っててくれてありがとう!帰ろっ!」

今日の告白現場をおさえるためだけに放課後2時間も粘ってた私


待っててくれるみっちゃんはやっぱり優しいなー


「ねえ、今日はお話考えなくていいの?」

先に教室を飛び出した私にみっちゃんの声が届く