────夢────


あぁ…中学生の私だ…




私が見た夢は、皆の前で鈴木君への想いを
バラされてしまった日の放課後だった…






アハハ…大泣きじゃん私





「グズ…うっ」




あれ?なんで今の私まで泣いてるんだろう





「うぅ…う」






涙が止まらない…どうして!?







「どうして…あんなに酷いことしたの?…青木君…」







夢の中で言ったのか寝言なのか…分からないけれどいつの間にか私の心は中学生のころの私に戻っていた














さっきから思っていたけど
私誰かにおんぶしてもらっているのかな?


温かい…心地よい…けれど懐かしい…














そのまま私は眠りについてしまった…。