涙で潤んだ彼女の瞳に吸い寄せられるように、彼女を思い切り抱き締めた。
友達ではない・・・
彼女が・・・
好きだ。
「俺、流れるなら、ずっと追いかけるよ。でも、こうしたらどこにもいかない・・・よね」
彼女の手の感触が伝わる。
いつまでも・・・離さない。
その手の温もりに、そう誓った。
~完~
ご無沙汰しています。
今日は伝えたいことがあって、手紙を書きました。
私、ハンドボールの日本代表の候補になりました。
まだ、候補だから、正式な代表じゃなけど・・・
ここまで来れたのは、全部あなたのおかげ。
本当にありがとう。
あなたと二人の時間を過ごしてきて、本当に幸せです。
でも、いくら時間が経っても私のほうが年上なんだよね・・・
私の誕生日がくるまでのこの三ヶ月間、一年でこの三ヶ月間だけは同い年だね。
今度、久し振りにそちらに行きます。
また、プラネタリウムにでも行って、色々とお話ししましょう。
それでは。
水谷百合
『我那覇くんの恋と青春物語~水谷百合編~』を最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます!
作者の直木翔人です。
前回の横西めぐみさんに続き、今回は水谷百合さんとの恋愛・青春を書かせて頂きました。
前回とは違った話で書きましたが、皆さんはどうだったでしょうか?
登場人物の性格や、設定などはそこまで変えていないので、僕自身は違和感なくスッと入れたというか、あまりごちゃごちゃにならずに進めらと思います。
まあ、相変わらず我那覇くんの鈍感さには、作者でありながらもどかしさを感じています(笑)
できれば今回の作品にも横西さんを出したかったのですが、ストーリーが進むにつれて、これは出てこれないなっと。
水谷さん→横西さん
横西さん→水谷さん
の関係があまり無いんですよね。
もともと水谷さんは物静かな性格なので、そこまで外交的ではないので仕方がないのです。
さて、今回は人を信じられなくなった水谷さんが、我那覇くんを通じて、また人を信じられるようになり、二人が結ばれるという話になりました。
愛があれば人は変われる!
とか流石にね、そんな恥ずかしいことは書けませんけども←書いてますけどね(笑)
『信じられるかどうか分かる前に裏切られるって決めちゃうんだ』
途中、出てきた言葉にもありますし、そういうふうに言ってあげる人が、その人を信じていけば変わるのではないのかなっと思っています。
今回のあとがき・・・なんだ?(笑)
なんか恥ずかしいうえに、全然何を言いたいのか分からないですね。
まあ、全体のコンセプトは前回のあとがきに書いてますので、そちらをまた読んで頂ければと思います。
さて、次回ですが・・・
次回は今までの二作とは少し違った形式で書けたらいいなと思っています。
浮かんでいるストーリー自体は流れが違うので、それを上手いこと物語に纏めれれば、あとは頑張って文章にして小説にして皆さんの前に公開できると思います。
というわけで、次回作もまた読んで頂ければと思います。
ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました!