うわっ、数え始める前に来たよ。
どんだけバラされたくないんだか。
力「絃哉ー?この前のことは内密にって・・・おぉ?叶じゃんか!ひさしぶりだな!」
「久しぶりだね。りき。でも、まさかあのバカなりきが担任とはね。もう、驚き。」
力「相変わらず、失礼な口だな。お前は。だからなぁ、クドクドクドクド」
「分かったから、殴られたくなかったら、今すぐ黙って教室連れてって★?」
力「すみませんでした。じゃあ、失礼します。」
「失礼しましたー!またねー!絃ー!」
絃「はいはい。」
トコトコ
長いなー、暇だなー。
あっ、そっか!絃たちの紹介するね!
百合凜ー!
バリバリ←せんべい食ってる。
バリバリ・・・はっ!
すみません!えっと、あぁ!絃哉たちですよね!
はいっ!こんな感じです!↓↓
弐名瀬 絃哉 になせ いとや(33)
叶たちの叔父 旧姓 本城(婿養子)
那奈の弟
現蒼葉学園理事長
『桜羅』初代総長
叶、莉羅、茉里亜love
頭はいいが、性格バカ
運動神経◎、容姿、30代には見えない
[叶、莉羅親衛隊]所属
瀬戸口 力也 せとぐち りきや(33)
叶たちの叔父 旧姓 天道(婿養子)
大十の弟
現蒼葉学園 高等部1-S担任
『桜羅』初代副総長
頭は普通、運動神経◎、容姿は30代には見えない
性格・・・隠れ叶、莉羅love、亜里那love
キレると殺気が凄い
[叶、莉羅親衛隊]所属
ついでにこの二人の奥さんも紹介済ませちゃいますね!
弐名瀬 茉里亜 になせ まりあ(33)
絃哉の奥さん
現桃花女学園 理事長
『桜羅』初代幹部兼姫
現『桜羅』とは知り合い
絃哉を「いとくん」と呼んでいる
超大人美人 30代には見えない
瀬戸口 亜里那 せとぐち ありな(33)
力也の奥さん
現桃花女学園 高等部3-S担任
『桜羅』初代幹部
現『桜羅』とは知り合い
力也に対して辛口
力也のことは「力也くん」と呼んでいる
超可愛め美人 30代には見えない
って、感じっす!
ちなみに桃花女学園は蒼葉学園のお隣さんの女子校でーす!
では、叶さんに、返しまーす!
へぇー、絃と力の奥さんねー。
莉羅は会ったことあるんだー。
いいなー。
力「おい、叶!今のうちにうちの説明するから、聞いとけよ。」
「あいよー。でも、叶じゃ女っぽいし、天道じゃバレっかもだから、ここでは本城 夜な。」
力「わーったよ!んじゃあ、まずうちは見た目がキレイな不良校だ。」
といいながら、親指をたてる力。
「んなこた、わかってんだよ。他のこと説明しろよ。」
力「いや。そこが大事なんだよ。
えっとな、とりあえずこの学園はS~Eクラスまであってな、か、夜はSクラスに入ってもらう。
うちは超不良校なだけあって、上下関係が重視されてる。
だから一般には、家が上位の組や財閥だったり、族の世界で上位に入る族に入ってたりするやつと、勉強できるやつ、運動できるやつ、仮として容姿がいいやつがSクラスだ。
まぁ、普通の学校の特進クラスみたいなもんだよ。」
「ほぉー。じゃあ、オレは家と族とまぁ、運動だな。兄ちゃんたちは当然Sクラスだよな。」
力「あぁ、悠たちはSクラスだ。全部当てはまるからな。まぁ、夜もだけど。
(地味なメガネでも叶がかければ当てはまるってのが、スゴいな。)
で、さっきの話に戻るけど、そのクラス決め制度があるから、危ないんだよ。バレねぇようにしろよ。」
「は?バレる危険性がどこにあった?」
力「だから、うちのクラスに『白龍』がいるんだよ。」
「『白龍』って、どこ?強いの?」
力「えっ!お前知らないのか!?」
何だよ。そのあり得ないって目は!
ちょっと百合凜!
・・・・・・
ん?あぁ、はいよ。今日はよく仕事がくるな。
『白龍』ね。はいどうぞ。
パサッ(←面倒だからプリント準備した)
―――――――――――――
『白龍』『はくりゅう』全国No.1の族
現在 三代目
一青 雷軌 ひとと らいき(15)高1
蒼葉学園 高等部1-S
全国No.1『白龍』の現総長
通り名は〔嵐龍〕〔らんりゅう〕
性格・・・実はツンデレ。普段はツンが8割デレが2割
頼りになる。怒ると嵐のようなので嵐龍
三神 爽 みかみ そう(15)高1
蒼葉学園 高等部1-S
全国No.1『白龍』の副総長
通り名は〔優龍〕〔ゆうりゅう〕
性格・・・頼りになるメガネ男子
情報担当 世界No.3のハッカー
怒らせるとヤバいらしい
如月 春 きさらぎ はる(15)高1
双子の兄
蒼葉学園 高等部1-S
全国No.1『白龍』の幹部
通り名は〔喜龍〕〔きりゅう〕
性格・・・いたずら好き
可愛い見た目に騙されると痛い目見る
如月 秋 きさらぎ あき(15)高1
双子の弟
蒼葉学園 高等部1-S
全国No.1『白龍』の幹部
通り名は〔楽龍〕〔らくりゅう〕
性格・・・春と同じ
渡 湊 わたる みなと(15)高1
蒼葉学園 高等部1-S
全国No.1『白龍』の幹部
通り名は〔冷龍〕〔れいりゅう〕
性格・・・ポーカーフェイス
ケンカの時とても冷たい目をしているため
〔冷龍〕
ちなみに『白龍』は全員『桜羅』の〔舞桜〕に憧れているので、金髪にエメラルドグリーン
―――――――――――――
ふぅ、見終わった?
よし、じゃっまたねー!
あっ!なんか、あるならまた言ってね!
へぇー、利羅にねぇ、アイツ何したんだ?
てか『白龍』ってあれだ。
父さん達のやってたチームか。
まだあったんだ。
でも父さん達の時は世界レベルだった筈。。
二代のうちに何かあったのか?
力「・・・る!夜!おい!夜!どうした?!
急に黙って?着いたぞ?」
「あぁ?あー、ここかー。案外キレイだな。ヤバイやつ集まってんなら、もっと荒れてると思った。」
力「あー、それは汚したりすると絃哉が怒るから。」
なるほどね。それは無理だね。
力「じゃあ、俺が合図したら入って来いよ。」
「命令していいの?絃に聞いたんだけど、親睦か・・・」
ホントは聞いてないけど。
力「わぁー!入って来て下さい!」
「はいはい。」
面白そうだから今度、聞こ!
ガラッ ザワザワ ギャハー
うわっ、中は荒れまくりだった。
力「はい、静かにしてくださースコン!」
ク男「うわっ、バカ!何してんだよ!」
あーらら、やっちゃった。力が黒くなってるよー。
力「てめぇら、予鈴鳴ったら黙って座ってろって何回言ったら分かんだ?お前らホントにS組か?ん?殺されたいの?(黒笑)」
んー、黒いね!
ク「すみませんでしたっ!!!」
力「分かればいいんだよ。で、今日は転校生がいるんだが・・・また『白龍』は遅刻か?」
ク男「知らね~。いつもじゃん。」
力「まぁ、いいか。じゃあ、転校生、入ってこ・・・ゾクッ 入って来て下さい。」