「ていうか、なんで理事長室を中央棟の4階のど真ん中にしたわけ?」



まぁ、どうせ幼稚な発想しかない絃だったら、



絃「だって、「「一番上のど真ん中が一番偉そうだから。」」




やっぱな。そうだと思ったよ。




「ていうか、早く担任呼んでよ。オレ、普通に遅刻じゃん。」




目を見開いて何故分かった。という目を向けてくる絃をよそに私は言う。




絃「おぉ、そうだったな!」



キーン コーン カーン コーン



絃「えぇー、1-S担任の瀬戸口先生、瀬戸口先生。至急理事長室まで。10秒で来なきゃ、親睦会の時のことを亜里那にチクる。以上。」




キーン コーン カーン コーン




絃「さぁ、一緒に数えよう!じゅ」



ダダダダダダ
バンッ



力「はぁはぁ、何ですか?絃哉理事長!!」