「あ、紫音!!」



私がモデルさんたちに見惚れて突っ立っていると後ろから流羽の声がした



「あっ!!…る…う?」




そこには、撮影用の服を上手に着こなしているいつもより何倍もかっこいい流羽がいた




「なにお前びっくりしてんの笑
あ、俺がかっこよすぎた?」

「そんなっ…そんなことないから」



…そんなことあるくせに。




心の中の自分が言う。