「ちょっと紫音ちゃんっ!」




陽菜は私の腕を勢いよく引っ張って小声で呼んだ




「なになに?」



「築島くんと話したら次の日不幸が待ち受けてるって噂だよぉ〜」




「えええええ…って、待って。築島くん?その名字どこかで…」




「ええ、知り合いなのぉ!?」




「いや、そんなはずない…と思うけど」






待って…築島って…どこかで最近聞いたよね





んん〜〜、思い出せない!!