俺は堪らなくなってしおんの手を握った




「大丈夫、俺はずっと友達だと思ってるよ、しおんのこと忘れないから。それに病気もきっと治るよ」




病気にも負けないで笑顔でいるしおんを神様が味方してくれないわけない




絶対治る、治るに決まってる






しおんは涙を溜めながら言ったんだ






「リュウくん!ありがとうっ、私頑張る!」