私を守ってくれた人に恋しちゃいました!

「っ~//琴亜、ほんとにそれ無意識だよな?」


「え?何が?」


「もー俺一生琴亜に勝てねぇかも」


「ええ?何?何が勝てないの?
私蓮神に勝ったの?」


「そうだ、琴亜はいっつも俺に勝ってる。俺はぼろ負けだ。
いつになったら俺は勝たしてもらえるんだろうなー」


「えええ?だから何に勝ったのー?!」
ヒュー


バーン!


「お、花火上がったな」


うわぁ


「きれい」



バーン!!「琴亜」


「ん?」チュ


「な//」




「なぁ知ってるか?
ここの花火、一番大きいのが上がったときにキスしたやつらは永遠に結ばれる。」



「今、、」


「あぁ、しちまったな。これで永遠に一緒、だなニコ」
「うん!」


「って、俺めっちゃくさいことやってんな笑」


「うん、だけど嬉しい!ありがと
蓮神!大好きだよ!!」





「あぁ、俺は...愛してる..琴亜」



「琴亜、俺が卒業しても大丈夫か?
また琴亜に何かあったら俺、、」


なんかね


あれからすっごい心配性になっちゃって


私に何かあったらすぐ飛んできてくれる


確かに私だって蓮神が卒業しちゃったら寂しい


でも私もちょっとは強くならないと


いつまでも蓮神に助けてもらってばっかじゃダメ


だから


「大丈夫!私強くなる!でもそれでもダメだったら....いつもみたいに助けてね!」



「あぁ、でも琴亜はもう十分強いと思うぞ。
まぁ何かあったら絶対呼べよ?
いつでもどこでも飛んでいく」



「うん!ありがと!」





蓮神が卒業して寂しかったけど


友達も出来たしまだましだったかなぁ


友達に失礼だけど笑


あ、あれからね蓮神は自分の会社作ったんだ。


それがね、半年で世界にもなの知れる有名な会社になっちゃって


びっくりしたよ


まさかそこまですごくなるとは思わなかった


でもすごく忙しいみたいであんまり会えてないんだ、、


「琴亜ー!!」


「あ、美南!」


「もうすぐ卒業式始まるから体育館いくよ」


「はーい!」


美南とは3年間ずっと一緒のクラスだったんだ


すごいでしょ?



今では大親友!


「琴亜!何してる、早くいかないと間に合わなくなる」



「はーい!」


じゃ卒業式いってきます!










校長先生


あ、聞いて


すごいんだよ!


ここの校長先生がなんと!....







宇火先輩!なんだよ!


すごくない?


あのかわいい宇火先輩が!


蓮神と同様にまさか!だよ



それに、宇火先輩の彼女が美南なんだよ!


なんかすごくない?




あ、こんなこと言ってたらいつの間にか卒業式、後歌だけだー



「校歌斉唱」



♪♪♪~




♪~♪~♪~~~







「これで第32回卒業式を終わります。
全員起立」







はぁ、終わっちゃった