私を守ってくれた人に恋しちゃいました!

「ねぇねぇ美南ちゃんここそんなにあつい?」



「いや、あつくない。」



「じゃあなんで、美南ちゃん以外顔赤いの?」



「なんでだろね」



「うーん」



すると一人の子がなにか思い出したように

「あ!!」



「準備」



「「「「あぁーーー!!!」」」」










あれからあわてて皆で準備してなんとか間に合った!



よかったよかった!



「ねぇ、鈴華」



「琴亜でいいよ、美南ちゃん!」



「あ、うんじゃあ私を美南でいい」


「うん!美南どうしたの?」



「山瀬蓮神と付き合ってる?」


「うん!付き合ってるよ。それがどうしたの?」



「その格好怒られない?てか言った?」



「....いってない、、」



「それやばいと思うけど、、」



「ど、どうして?」



「....はぁー、彼女がそんな格好してたらいやじゃない?」



「確かに、、こんなかわいくない格好してて、彼女だって思われたら嫌だよね、、」



「はぁーそうじゃなくて「ん?」はぁーもういい。もうすぐオープンする、行くよ」



「?うん!」
「ねぇ、琴亜ちゃんとこ出し物何にするっていってたのー?」


「あぁ、カフェ、それがどうした宇火」



「ねぇ、後でいこーよー!」



「いいけど、、なんで」



「琴亜ちゃん何してるか気になるからー!」



「ふーん、まぁ後でな、っても俺らなんもすることねぇけどな」



「だよねー、休憩所とか。

入るの600円でジュース飲み放題お菓子食べ放題とか」



「あぁ」


うちのクラスはなんかよくわからない休憩所だ


でも琴亜のとこはカフェ



なんか気合いのは入方が違うな笑


それと宇火と琴亜のクラスに行くのはラッキーだな


なんか琴亜隠してるっぽいし


琴亜わかりやすいからなーニヤ


な、なんか今嫌な予感が、、



「琴亜ちゃん?どうしたの?」



「あ、いやなんでもない」



「そう、じゃあ5番のデーブルよろしく!」



「あ、うん!」



あれから始まって3時間


すごく疲れる


もぅ最悪だよ?


こんな服着てるだけで嫌なのにそれプラス「いらっしゃいませ!ご主人様」って言わないといけないんだよ!!


ずっと笑顔でいてないといけないし


もー帰りたい!!
はぁー



トコトコ


「いらっしゃいませ!ご主人さ、ま?!!!」


顔をあげた瞬間



蓮神がいた



すごく怖い顔で

ブラックオーラ全開で



「...ことあ?なにしてるんだ?ニコー」


「ひっ」



「ま、まぁまぁ蓮くん、落ち着いて」


「落ち着いる」


「あ、うん、」


こ、怖い



「ちょっとこい」



「え、でも仕事が、、」


「仕事と俺、どっちが大事?ニコー」



だからそのニコーってめっちゃ怖い!


口笑ってるのに目が笑ってない


怖すぎ!


「..蓮神」


「こい」



グイ


「あ!山瀬先輩だ!あの!」


「あぁ?なんだ」



「あ、えっと、琴亜ちゃん。仕事が、、」



「ちょっと琴亜借りてもいいかな?ニコ」



「////は、はい!どうぞ!」



お、おいおい


どめてくれー!
まー無理だよねー


あんなちょーかっこいいスマイルかまされたら、、




「ありがとなニコ」


「は、はい!」




「琴亜、行くぞ」


「う、うん」







ガラガラ




ダン!!
!!!


「れっん、.....ふぁ、、んぁ、、やぁ」


はぁはぁはぁ

「琴亜!どういうことだ?!!
その格好!!
前カフェって言ったよな?!!
確かにカフェだが大事な単語が抜けてるぞ黒笑」



ひぃ


「ご、ごめんなさい!
や、だ、だってこんな格好蓮神にだけは見せたくなくてね、それで、それで、、」



「あのなー、メイドやるのは百歩譲っていいとする、だがなその服は駄目だ!!」



「やっぱ似合ってないよね、、こんなのが彼女じゃいやだよね、、」



「は?」


「え?」
「こ、琴亜まさか、、自覚無し?」



「え、あるよ。だってさすがにこれは似合ってないよ。それくらい私にも分かる....」



「はぁー...琴亜」


「ん?」


「その格好な、似合いすぎてやばいんだよ」


「え?」


「胸元めっちゃ開いて、肩まるだし、スカートなんかはいてないよーなもんだろ?」



「っう」


「それで極めつけにはあの言葉。あれはやべぇぞ。」



「そ、そうなのかな?」


「あぁ、そうだ。」