【紅音side】
クラスメイトに誘導されるがまま、私
達は教室に駆け込んだ。
中は騒々しい。
「ど、どうしたの?」
聞いてみると、ある一人のクラスメイ
トが話してくれた。
「深央加の財布がなくなっちゃったの!
探すの手伝って!!」
財布が?大変!
「う、うん」
そう言ってガサガサと自分の机やス
クールバックの中を探す。
あるはずないけど。
そう思いながら、スクールバックの
中に手を入れる。
カツン、と少し硬いものに当たる。
見てみると、知らないピンク色の財
布だった。
クラスメイトに誘導されるがまま、私
達は教室に駆け込んだ。
中は騒々しい。
「ど、どうしたの?」
聞いてみると、ある一人のクラスメイ
トが話してくれた。
「深央加の財布がなくなっちゃったの!
探すの手伝って!!」
財布が?大変!
「う、うん」
そう言ってガサガサと自分の机やス
クールバックの中を探す。
あるはずないけど。
そう思いながら、スクールバックの
中に手を入れる。
カツン、と少し硬いものに当たる。
見てみると、知らないピンク色の財
布だった。