意味わかんねぇといいたそうな顔で私

を見る。

 その時、ガチャっという音がして、扉

が開いた。

「遅れてごめんね!授業長引いててさ!

あ、君等一組でしょ!残りの二、三、四

組揃ってるから!」

 明るく話す子は、多分三組の子。前、

三組に行ったらいたから。

 それから順調に進んでいった。

 そして最後の方に差し掛かった時。

「あと、リクエストで肝試しやることに

なったんだった!三人一組でね!」

 へぇ、肝試しかぁ。肝試し・・・、

kimodamesi・・・。

「へぇぇぇぇっ!?き、肝試し!?」

 バンッっと机をたたいて身を乗り出

す。何かの聞き間違いであってほしい

と思いながら。

 そんな願いは無残にも壊される。