こんなつめてぇ奴に、愛想つかしてる

だろうか。
 
「知りてぇよ。あいつがどう思ってるの

かを・・・」

 こんなに思っていても、全く伝わらな

い。

 自分の不器用さがいらついて、ダンッ

と壁を叩いた。