ピピピッピピピッピッ…
昴の真横で鳴り響いていた目覚まし時計を、昴の隣で眠っていた人物がダルそうに止める。
「んっんーっ!はぁっ…兄貴、起きろよ。朝だぞ。」
その人物は、大きく伸びをして、半身だけを起こし昴に呼び掛ける。
「んんっ…央登ぉ、まだ眠いよ…。」
昴は枕に顔を埋めて、弟の名を呼ぶが、一行に起き上がろうとしない。
その様子を見て、昴の弟の央登は、
「俺は起こしたからな。後で文句言うなよ。」
とだけ言い残し、早々と部屋を出ていった。
そして暫く経ち、
「んんっ…ん?今何時?」
枕に顔を埋めたまま伸びをして、一人言のように呟く昴。
「もう7時半だよ。だからさっさと起きればいいのに。」
と、昴の寝ていた部屋のドアにもたれ掛り、腕組みをしながら言う央登。
「えぇっ!?やばいっ!遅刻しちゃうよーっ!!何で起こしてくんなかったんだよーっ!?」
昴は央登の言葉を聞き、慌てて起き上がる。
そして急いで制服に着替えながら、央登に文句を言う。
「…はぁ。俺はちゃんと起こしたんだよっ!それなのに起きなかったのは兄貴だろ?俺のせいにすんな。」
央登は着替えている昴に向かってそう言うと、"じゃあ、お先"と手をひらひらと振って、家を出ていく。
昴の真横で鳴り響いていた目覚まし時計を、昴の隣で眠っていた人物がダルそうに止める。
「んっんーっ!はぁっ…兄貴、起きろよ。朝だぞ。」
その人物は、大きく伸びをして、半身だけを起こし昴に呼び掛ける。
「んんっ…央登ぉ、まだ眠いよ…。」
昴は枕に顔を埋めて、弟の名を呼ぶが、一行に起き上がろうとしない。
その様子を見て、昴の弟の央登は、
「俺は起こしたからな。後で文句言うなよ。」
とだけ言い残し、早々と部屋を出ていった。
そして暫く経ち、
「んんっ…ん?今何時?」
枕に顔を埋めたまま伸びをして、一人言のように呟く昴。
「もう7時半だよ。だからさっさと起きればいいのに。」
と、昴の寝ていた部屋のドアにもたれ掛り、腕組みをしながら言う央登。
「えぇっ!?やばいっ!遅刻しちゃうよーっ!!何で起こしてくんなかったんだよーっ!?」
昴は央登の言葉を聞き、慌てて起き上がる。
そして急いで制服に着替えながら、央登に文句を言う。
「…はぁ。俺はちゃんと起こしたんだよっ!それなのに起きなかったのは兄貴だろ?俺のせいにすんな。」
央登は着替えている昴に向かってそう言うと、"じゃあ、お先"と手をひらひらと振って、家を出ていく。