「…ちょっ、はぁっ!?何?どーなってんのっ!?」





その光景を呆然と見つめた後、昴と水野を交互に見ながら、大声で言う元気。









「…何が?」






元気の声が大きすぎて、少し迷惑そうな顔をした後、逆に質問で返す水野。









「何がって…いやっ、何で急に仲良くなってんの?」






質問で返された事には敢えて突っ込まずに、自分の疑問を素直に伝える元気。











「…ん?あぁ、紺野の事か?…昨日?」







元気の聞きたい事が漸く分かり、とりあえず答える水野。











「疑問系っ!?しかも何故に紺野っ!?」








初めに出したような大声で言う元気。







そして、紺野を指差して、水野にズイッと近付く。










「ちょっ、オマエうるさいし近い。それにオレが紺野と仲良くしちゃいけねぇのかよ?」







元気の頭をペシッと軽く叩いて、少し怒ったように言う水野。










「いやぁ、別にいけないとかそんなんじゃねぇんだけど…なんつーか、意外だったから…。」









元気は水野に睨まれ、勢いをなくしていく。