ふふん…と意味ありげな笑いを浮かべ「さあ…いこう!!」と皐月の背を押して道場に戻り一足先に入った星を待った。


一方…渦中の星は男子更衣室で胴着に着替えているところにいきなりカラカラ…と軽い音にきづいた。


「へえーー!!君がショコのいってた知り合い。」


口角をつりあげなんだかニヤリと笑いながら男子更衣室の窓ごしのカーテンから声をかけられた星はムッとしてカーテンをしめた。


「何か用ですか? 男子更衣室覗く悪趣味なことしてるみたいですけど剣道部の人かなんかですか?」


「まあ…そんな感じかねー。せいぜい頑張りな!!」