――普通…こーいった場合……私の彼なの!!って皐月ちゃんいうもんじゃないのーー??

もしかしてそんなに高良くんの事好きじゃないんじゃない?


………そーいえば、私あまり星くんのこと知らないなー。


面を渡された皐月は昨日名雲から言われた言葉を思い出しつつ星のよさについて上手く語れるほど彼のことを知らない自分に気付く。


「ショコさんは昔から…星くんの事知ってるんですよねー。」


「へっ……?? うん!! まあ知ってるといえば知ってるかなー!!
あっでも最近のせい坊のことは知らないよー!!
何せ多感なお年頃だからねー!!」