体を密着させられた状況にただ私はドキドキと激しい鼓動がとまらないものの…背後から抱きしめられる感覚は星くんから抱きしめられてるような安心感をその男性から感じた。
「おい!!そこの姉ちゃんの連れも一緒につれてきた方がいいのか?」
盗賊とやりあったばかりの剣をかざし後をつけ彼の駱駝にならぶように怒鳴る男性に彼はこくり…と頷き。
「もちろん…!!たのんだから……!!」
その人物を信用してるのか彼ははにかんだいたずらの表情で横に並ぶその人に頼むとその人物は手綱をひきやがて方角をかえるとさっきいた場所へと帰っていくのを見送る先に焼けるような大きな太陽が地平線の向こうへと傾いていくのがみえた。