その瞳に吸い寄せられるものの…募る恐怖感に体を支配される時いきなりその人が駱駝らしき動物から飛び降りたのと同時に腰がぬけた時…かれの逞しい腕が私の体重をささえて引き寄せられた。
「大丈夫??もう心配ないから…。」
言葉では何を話してるかはわからないけど…自然と頭の中に彼の話したいことが訳されて伝わってきた。
「あの……。た、助けてくれてありがとう。」
しどろもどろにもどろで伝えた言葉が彼にはうまく伝わっていなかったけど…私の言葉に安心させるように素直に微笑みかけた。
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