「24日の16時にいつものコンビニで待っててくれるか?」

「はい、待ちます!」

わたしは首を縦に振ってうなずいた。

「あ…それと、プレゼントも考えてくださいね。

わたしも雅仁さんへのプレゼントを考えますから楽しみにしててくださいね!」

わたしは言った。

「プレゼント…ああ、楽しみにしてるよ」

先生がそう言ったと言うことは、忘れてたらしい。

1月いっぱいまでドタバタするって言ってるから、プレゼントのことまで気が回らなかったのは仕方がないことだろう。

「クリスマスイヴ、楽しみにしてますね」

「ああ、じゃあまたな」

どちらから…と言う訳ではないけれど、わたしたちは電話を切った。

「フフッ、楽しみだなあ」

先生のプレゼント、どうしようかな?