「だよな」

ん?これは冗談?

でも心なしか落ち込んでいるように見える

「えっと」

「嘘だよ」

やっぱだよね!!!

「良かったぁ一瞬ガチかと思っちゃったw」

「…」

「まさかだしね!」

「そんなに冗談で嬉しいかよ」

「えっ?…んんっ」

これなに?

なんか唇に…

目を見開いてる私

その中に見えるのはアイツの顔

離される唇。

「そんなに嬉しいのかよ?」

「…なんで」

なんでなんでなんでなんでなんでなんで

「なんで!」