「お前。俺の前から離れんなよ。さっきみたいなことまたおきたらどーすんだよ。」

「さっき...みたいなこと?」

さっき、なにかあったけ?

「......天然なのか?!」

またもや何かをぶつぶつ言っている怜君
が、不意に顔をあげた。


「......お前、小動物みてーだな」

と怜君が私の髪をわしゃわしゃ触る。

「...わ?!」
グイッと怜君の方に顏を向かされた
ふんわりと笑顔を浮かべた怜君と目があう

___ドクン

胸がなった気がした。