『これ、回覧板です』 お隣さん。…で、幼なじみの向の家。 「あぁ! ユリちゃん!! 向を起こしてきてくれない?」 少しだるく思ったが、一礼して向の部屋へ向かった 『起きなよ』 布団に這いつくばる向を離した。 全く…おばさんは変わってるな…。こんな向を起こせだなんて。