…ルクは、ひげが生えているわけでも背が高いわけでもない。だけど 存在は大きな人。



「コロ、ありがとう」

「おい! 幹ー!!」


…忘れてた。
僕はまだ、かくれんぼの最中


「さよなら」

聞こえないほど小さな声でルクは言った。



『そこにね!! ルクが…』


振り向けば、