いつも庇われてばかりで、
いつも気を遣わせてて…

いつも…眼を反らして 鈴実を見放して自分を守ってた。


傷つくのが、怖かったから
終わらせられる 強さがなかったから

きっと…それだけじゃなくても。


笑顔が絶えない日々は、
鈴実だけじゃなく…

私も望んでた。


…だけど、
立ち止まって動けなかった私には…それを望む資格なんてない。