流石に料理できないのは驚いた。


要「俺卵焼き作れる」


麗「…あとは?」


要「……それだけ」


麗・凛・聡「「「えっ」」」


要「なんで父さんも料理できないくせに引いてんだよ!!」


聡「うっ……」



聡さんはこれを最後に静かになった。

朝ご飯を食べ終わり、化粧をしに部屋に戻った。


ドレッサーに向かい合い、化粧をする。


麗「痣治ってる…」


顔の痣はなくなっていた。

体中に出来た痣も目立たなくなった。