俺達はギリギリ神崎の声が届く場所に隠れた。
女「あっ……あ、ありがとう…ございます!!」
麗「気おつけて。…って私みたいなギャルと話してるとこ見られたらやばいかな」
女「そっ!そんなこと無いです!わ、私は近くの高校の新島真結といいます!」
神崎はいつもと喋り方が違っていた。
海人「なぁ…あいついつもは芝居してたんか…?」
孝「へぇ…面白い…」
真結「痣…大丈夫ですか?」
痣…?昨日までは確かそんなものは無かったはずだ。
麗「み、見えてる…?」
真結「はい。私、人より目が超いいんです。その傷どうしたんですか?」
麗「…こ、転んで…」
真結「本当ですか??転んだにしては、痣のでき方が不自然ですよ?」