そこには見知らぬ人がいた。


モデル体型で美人。
恐らく20代後半くらいではないか。



麗「あの…あなたは?」


「あ…そうね。記憶が無いのよね…私は貴方の母親よ。神崎雪」


麗「私の…?」


母「家に帰りましょう?」




綺麗な笑顔でそう言ってきた。



麗「でも…友人から私とお母さんは一緒に暮らしてないって…」


母「フフッ…それは麗が希望した高校から家が離れてたから別居を認めたのよ。

たまには帰ってきてもいいでしょ?

お医者さんの許可も頂いたし」