「もぉっ ! ! 何でそんなに披露宴に誘ったんですか ! ? 」
私は廊下を歩きながら、拓海くんに聞いた。
「そんなの、たくさん来てくれた方が楽しいからに決まってるだろ。ていうか、お前は何人来ると思ってんだよ ? ? 」
「50人ぐらい.... ? 」
学校の人と拓海くんの家族と、その他を合わせたらそれぐらいかな ? ?
「ちげーよ。500人だよ。」
×10 ! ?
そんなに多いの ! ?
「それに、有名会社の社長や資産家もたくさんくるんだぞ ? 学校の奴らを多少誘ってもあんまり変わんねぇだろ。」
サラリと言う拓海くんだけど、かなりの問題発言。
お金持ちの人がたくさん来るなんて、絶対ガチガチに緊張する。
それに学校の人たちにも、バレないようにしないといけないしで.....