.......うぅ....視線が痛い。


やっぱり男子校の生徒である私が、女子高にいるのは違和感がある。


どうしても帰宅中の女の子達に注目されてしまう。


はやく通り過ぎよう ! !


私は足早にいじめ現場へと向かった。







「ここかな.... ? 」


それらしい場所に到着し、私は周りをキョロキョロする。


ちょうど人通りも少なくて、影になっていて。


いじめが発見されにくい、定番の場所。


すると甲高い声が聞こえてきた。




「あなた、調子にのりすぎなのよっ ! ! ! 」