「俺は、遊城さんが心配なんだ。何しでかすか、わからない人だから。」


''過保護''その言葉が頭に浮かんだ。



「まぁ、そういうことだから、帰らせてもらうよ。」


「わかりました。今日は、ありがとうございました ! ! 」


私は深々と頭を下げた。


顔をあげると、瑠花くんが少し驚いた顔をしていた。


「へぇ~ そういうところは、ちゃんとしてるんだね。意外だなぁ」


「お礼ぐらい、ちゃんとできますー ! ! 」


ほんと、失礼 ! !