「じゃ、俺帰るから。」


無事、拓海くんがお風呂に入り終わった頃のこと。


突然、瑠花くんが玄関に向かいだした。



「え ? 泊まっていかないんですか ? ? 」


「うん。だって、後は寝るだけでしょ ? 俺がいなくてもできるよ。」


「それは、そうですけど......」


もう夜の9時だし...


別に帰らなくてもいいんじゃないかな ? ?