.......え ? だ、誰 ? ?


気配が全くなかった。


それに、教室には私だけだったはずなのに......


も、も、も、もしかしてユウレイ ! ?



考えに行きついた私は、怖くて顔を上げられないでいた。







「やっぱり、全然解けてねぇな.... 」


静かな教室に声が響く。


声を聞いた瞬間、椅子に座っている人の正体がわかった。







「何でここにいるんですか ?




_____高良くん.....」