球技大会当日。

ちゃんと出席した。

後が怖いから。

朝から校庭に並び全校生徒でラジオ体操。

恥ずかしいったらありゃしない。

校長先生の長い話が終わり、チータ毎に分かれ、
さあ、試合開始。

試合はトーナメントで行われていく。

私はサッカーのルールなど全くわからないでいたが、ホカノ生徒がカバーしてくれたおかげで、2回戦突破!

準々決勝まできた!

私はぼけーとしてただけ。
できることなし。

居なくても同じだし、休んでもよかったかも。。


その時だった。

「危ないっ!!」

声が聞こえてきたと思ったら、
どこからか勢いよく飛んでいたボールが、
顔面めがけて跳んできた。

ばたん。

顔面にボールがぶつかり、そのまま倒れてしまった。