この日


俺には命をかけて守るものが出来た。




それは【睡蓮】という看板でもなく、


ましてや真浩たちでもない。





だからといって別に特別なもんじゃねーけど、


俺には命より大切なもの。




それは


コイツらと過ごすかけがえのない日々。




俺の守るべきもの。











―――...そして


この出来事が俺の人生を大きく変えた






このときは思いもしなかったが、




後に俺が【睡蓮】を継ぐことになる―――