…………


何事かと、店の中を見渡す


すると、れいと可愛らしい女の子が言い合いをしていた。


莉緒「 彼女…かな。」


しばらく2人を ボーッと眺めていると


2人が手を繋いで店からでてきた


莉緒「私はもう、いらないよね…」


言葉に出してみると、孤独が襲ってくる


何かがなくなったように、


ぽっかりと穴が開いたように。


幸せそうな2人を見るのが辛くて辛くて


急いでその場を去った


莉緒「はあッッ、はあッ」


嫌だ


いやだ


イヤだ


イヤダ…


思い知らされるんだ


私は 1人なんだと。


孤独なんだと。