私たちは黙々と仕事をかたづけていった。
先生を見るとヘーキそうな顔で作業をしていた。


先生……私、期待しちゃってたよ…

私たち2人に何か起こるんじゃないかっ………て。


先生も私のこと好きなんじゃないか…………て。


期待してしまった自分がバカみたいだった。


私はその作業をすればするほど

お前の恋は叶うはずがないって言われてる気がして胸が張り裂けそうだった。


昼休みの終わりのチャイムがなった瞬間に私は図書室を出た。


なんとなく授業にも出たくなくて保健室に向かった。