―先生目線―

新しく1年生が来て、最初のHR。


今年はどんなこがきてるんだろ…?


そう思いながら廊下を歩いていた。


そそっかしい子もいるようだしな…。


俺はさっきこけていた女の子を思い出しておかしくなって少し笑った。


―ガラガラ―

あれ…?
教室に入ると『さっきの子』がいた。


俺のクラス…。

名前は木村りん…性格はそそっかしく、容姿端麗………だな。


向こうも俺に気づいたらしくこっちを見ていた。


だけど、少したつと木村は肩より少しながい茶髪をゆらして、横を向いてしまった。

隣は……佐伯雪…か…


たいした話をしてるわけじゃないけど注意しとくか…


そう思い、注意すると二人ともその後はおとなしくしていた。


……いや、木村はおとなしいフリをしていた。


表情がコロコロ変わっていってることで考え事してるのがバレバレだった。
おもしろい子だな…



俺は話す事をすべて話しHRを終わった。


教室から出ようとすると木村が駆け寄ってきた。